投資と直感力

お金を出す男性

投資と直観力の関係はかなり深いものであると言えます。
特に投資のプロが書いた本の中には「投資は最初の数秒だけで判断できる」とまで断言しているようなものもあります。
書店でそうした本を見た人だと「なるほど、投資は直観力さえあれば大丈夫なんだ」と考えてしまいがちです。
ですがこれは残念ながらほとんどの場合、正しいものではありません。

確かに買うか売るかの判断において直感が大きな意味を果たすことが無いわけでもありません。
投資に限らずとも「これは駄目だろう」と思っていたことが本当に失敗してしまったり、「なんとなく上手くいく気がする」と感じたことが本当に上手くいったりといった経験は誰しも持っているものです。
そうしたことを積み重ねていった結果、時間をかけて考えずとも判断が下せるようになるということはあり得ることです。

しかしこれはあくまでも積み重ねていった結果だということは必ず知っておかなくてはなりません。
最初に述べたように「投資は直観力さえあれば大丈夫なんだ」と考える人は初心者か何年も投資を行ってきた玄人のどちらかです。

そしてもしこれまで取引をして利益を出してきたという実績が無いのであれば残念ながらその人は初心者であり、直感さえあれば大丈夫という考え方は初心者が陥りがちな自分にとって都合のよい空想に過ぎないのです。
さらに言えば、直感で判断をできるレベルの人になっているとしても情報は必ず頭の中にあります。

これから買おうとしている商品はどこまで信用できるか、どれくらいのリターンが期待できるか、これまで似た動きをしたチャートなどのデータは無いか、そうした膨大な知識が自分の物になって初めて直感は頼りになる武器となってくれるのです。
直感にばかり頼っていると時として極めて大きな損失に繋がってしまうこともありますから、まずはデータを利用して適切な判断が出来ることを目標にしていきましょう。

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