投資と観察眼

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投資のやり方としてはさまざまな方法があります。
企業自体の純利益や将来の成長率を見極めて中長期的に投資する方法から、数日の間に取引を済ませる短期取引、あるいは直近の株価の上下の動きを素早く見極めて秒単位で取引を完了する特殊な手法など、実に様々です。

とは言え、いずれの手法においても一番重要なことは経験と観察眼と言えます。
どんなに有能なトレーダーであっても、一度も負けたり資産を失っていない人はいません。
そのため、負けた取引に至るまでの外部環境、その時の自身の精神状態や結果的にどのような決断をしかたなどをしっかりと記録し、その後のトレードに活かせるかどうかが常勝トレーダーの必須条件と言えます。

また、投資対象の価格の動きには一定の法則があります。
重要な経済指標が発表された直後の動きや、要人発言によって価格はどのように変化するかなど、投資対象固有の動きをする傾向があります。
そのため、常に観察することを忘れずに、神経を研ぎ澄ませる必要があります。

こうした技術を養うためには、まず成功したトレーダーから学ぶことです。
その際は、特にその人のトレード手法を学ぶのではなく、心構えや投資哲学を学ぶ方が良いでしょう。
技術や手法は、その時々の経済状況や相場環境によっては全く通用しない場合があります。

そのため成功した投資家が大勝ちした手法をそのまま取り入れても勝てる見込みは低いと言えます。
それよりも、大きな損失を抱えた時の判断や勝ち続ける際の心構えなど、どのような場面にでも応用が利く精神論を学んだ方が、いざ自分がピンチに陥ってしまった時も損切りを早めて資産を守ることが出来、次につながる精神状態で投資を再開することが出来るからです。

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